先日、ChaseのFreedom Flexカードをオンラインで申請しましたが却下されました。
しばらく新しく作ったカードも無く、スコアも基準を満たしていたので、まさか却下されるとは思わずショックでした。
納得できず調べたところ、オンライン申請で却下されることはよくあるようです。
もしクレジットカードの申請が却下されたら
一度拒否されても専用窓口(reconsideration line)に電話で交渉することで無事承認されました。
実際にどのように交渉したか、理由は何だったのか等、承認されるために必要なことをまとめました。
却下されるとクレジットスコアにも影響するので、諦めずに試してみてください。
却下される理由
オンライン申請の場合、コンピューターのアルゴリズムで簡単に弾かれます。特にChaseは厳し目らしいです。
一般的には次のような条件が影響すると言われています。
- クレジットスコアが低い。
- クレジットヒストリーに制限がかかってる。
- 収入が足りない。
- 期日までに支払えていない。
- 返済していない負債が多い。
- 年齢が若すぎる。
- クレジットリポートが凍結されてる。
- 信用調査をされている回数が多い。
- 申請に間違いがある。
- 直近にクレジットカードを作りすぎている。
他にも、Chaseは5/24ルールがあり、24ヶ月以内に5枚カードを作っていると自動で拒否されます。
Chaseのクレジットカードを申請する際はご自身の申請履歴を確認しましょう。
しかし、上記の理由に当てはまらなければ交渉して承認される可能性も大きいです。
また、同自カード会社で複数枚カードを持っている場合、他のカードの限度額の合計がすでに高すぎる場合なども該当します。その際は、それらのカードの限度額を新しいカードに移すことも交渉できます。
拒否されたら一度これらの条件を踏まえて電話しましょう。
Reconsideration lineに電話する。
殆どのクレジットカード会社は専用窓口(reconsideration line)を持っています。結果が分かり次第できるだけ早めに電話しましょう。
- Chase: 1-888-270-2127 (personal cards), 1-800-453-9719 (business cards)
- American Express: 1-800-567-1083
- Capital One: 1-800-903-9177
- Bank of America: 1-866-866-2059
- Citi: 1-888-201-4523
- Wells Fargo(BILTマスターカード): 1-833-461-0346
今回は僕が実際に電話したチェイスの窓口を例にします。
何を話せばいい?
英語での対応になりますが、「拒否されたけどどうにかできないか?」という旨を伝えてください。
参考までに実際に話したフレーズを2つ載せます。
例①
I recently applied [申請したクレジットカードの名前] and the resulted in a denial. I just wanted to see if there is any way to have a decision turned around.
例②
Hello there. My name is [○○○(名字)] and I was recently denied for the [申請したクレジットカードの名前]. I applied on [日付] and I received a credit card denial [online or by mail or phone].
この後、いくつか必要な情報を聞かれますので前もって準備しておくと良いです。
僕は以下の質問を聞かれました。
- Full name
- ソーシャルセキュリティナンバー
- 年収
- non-taxableの収入はあるか?
- 直近のクレジットカードを作った履歴、何のカードか?いつ作ったか?等
拒否されないためにできること
申請前にできる限りの準備をしましょう。
Chaseのバンカーによると、前回の申請から3ヶ月ほどは新規申請まで時間を空けるほうが通りやすいそうです。
また、先にも述べたChase 5/24ルールも要注意です。Chaseのカード構成を考えている人は長期で計画を建てる必要があります。
クレジットスコアをチェック
ここが最も影響します。ご自身のスコアを確認しましょう。
アメリカには三大クレジットビューロー(信用情報機関)というものがあります。
- Experian
- TransUnion
- Equifax
この3つの機関がFICO scoreとVantageScore 3.0 credit scoresというクレジットスコアを収集し、300〜800までのクレジットスコアを算出します。
しかし、これらの機関からスコアをチェックするには有料になってしまいます。僕はめんどくさいのでざっくり分かるアプリでチェックします。
Max Rewards
Max Rewardは無料で使えるデジタルウォレットアプリです。複数枚・各社発行のクレジットカードを一括管理とクレジットカードの特典・ポイントの最大化に役立ちます。
クレジットスコアのチェック
各カード会社ごとのクレジットスコアをまとめてみることができます。スコアは自身のクレジットカードアカウントで集められたものなので正確です。各カード社毎の集計になるので、複数のクレジットカード会社を使っている人はそれぞれのスコアを参考にされると良いです。
カードの支払い日・利用状況の一括管理
一括でカードの詳細を表示してくれるので支払日もMaxrewardsですべて確認できます。これで支払い忘れを防げますね。余談ですが、支払い忘れが心配な方はミニマムペイメントでオートペイ(支払い)設定すると良いです。
特典ボーナスの自動設定
有料版ゴールドプランのみですが、月額$5で自動で特典ボーナスの設定をすべてオンにしてくれます。いちいちアカウントからチェックしてボタンを押す手間が省けて、限定のボーナスを見逃すリスクを防げます。
こちらのリファーリンクから登録すると1か月無料でゴールドプランが利用できます。
Credit Karma
Credit Karmaを使えば無料でVantageScore 3.0 credit scoresからのTransUnionとEquifaxのレポートをチェックできます。
また、新規クレジットカードを申込んでアプルーブされるかどうかの予想も出してくれます。
これがあれば複数アカウントがあっても一回でチェックで来ます。
却下されてもあきめないで
とにかく一度だめでもあきらめずにやってみましょう。
未だに謎ですが、アメリカは一人が駄目と言っても他の人に頼んだらサラッとできてしまったりします。押してだめなら引いてみてって感じでやってみましょう。