こんにちは、Ottoです。
旅行の際、みなさんはどの航空会社を利用していますか?
私たちは気づけばデルタ航空を選ぶことが多いです。ニューヨーク在住の私たちにとって、デルタ航空はアメリカ国内旅行で非常に便利。アメリカ三大航空会社のひとつであり、ネットワークが広いのが特徴です。
今回は、そんなデルタ航空をさらにお得に利用できるDelta SkyMiles Gold Business American Expressカードをご紹介します。
- デルタ航空を定期的に利用する人
- マイル航空券を安くゲットしたい人
- アメックスのクレジットカードをすでに持っている人
- 預け入れ荷物料金を節約したい人
デルタゴールドビジネスカードの概要
デルタ スカイマイル
ゴールド・ビジネス
アメリカン・エキスプレス・カードプリファード
年会費:初年度無料、2年目以降$150
American Express
海外手数料:無料
- ウェルカムオファー
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- 60,000ボーナスマイル|口座開設後6ヶ月以内に$4,000の利用
- ポイントレート
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2倍|Delta航空での購入、米国内配送・特定のメディア広告
*$50,000/年まで
2倍|全世界のレストラン、米国内のテイクアウト・デリバリー
1倍|その他の購入 - 特典
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- TakeOff 15・特典航空券のマイルが15%割引
- 年間$150のDelta Staysクレジット
- Delta便での最初の受託手荷物無料
- 優先搭乗(ゾーン5)
- 年間利用額が$10,000を超えた場合、$200のDeltaフライトクレジット。
- 機内購入(飲食物)の20%キャッシュバック。
- 手荷物保険、レンタカー損害保険、延長保証、購入保護
ビジネスカードが、個人でも簡単に取得も可能です。デルタカードを検討中の方は、パーソナルカードよりもまずこのカードから始めるのがおすすめ。特に、初年度無料で旅行クレジットが付くのは嬉しいです。
デルタゴールドビジネスカード・5つのオススメポイント
① 実質年会費無料はビジネスカードだけ
初年度は年会費無料。2年目以降の年会費は$150ですが、毎年$150分の旅行クレジットが付与されるため、実質$0で利用可能です。個人用のデルタゴールドカードの場合、旅行クレジットは$100のみのため、ビジネスカードの方が断然お得。
カードを年末ごろに作成すると、年会費無料期間中に2回分の旅行クレジット($300相当)を受け取れる計算になるためお得。
② ウェルカムボーナス
通常は60,000マイルの入会ボーナスが付与されます。私の時は、キャンペーン期間中は90,000マイルになっていました!特に、グーグルクロームのシークレットモードでリファーリンクを開くとボーナスアップしていることが多いです。
以下のリンクをコピーしてお試しください。
達成条件も6ヶ月と長い上に達成金額も$4,000と、ビジネスカードなのに緩やか。ビジネスカードながら初心者にも扱いやすいのが特徴です。
③ マイルでの航空券が15%割引
このカードを保有しているだけで、特典航空券を予約する際のマイルが15%オフ。アカウントにカードを紐付けておくと、自動的に割引後のマイル数で表示されるため手間いらずです。
例:70,000マイル⇨59,400マイルに!
4月にプエルトリコ旅行を予定しています。その際の私たち夫婦二人の往復航空券が上の通り、70,000マイル⇨59,400マイルと、二人で10,600マイルも安くなりました。
私達はほぼこの特典のためにこのカードを所有しています。かなりお得で嬉しいです。
④ 受託手荷物が無料(最大8名分)
アメリカ国内旅行では23kg以下の荷物に$35の料金がかかりますが、このカードを持っていれば最初の1個が無料に。
最大8人まで適用されるので、家族や友人との旅行にもピッタリです。
⑤ Chaseの5/24ルールに影響しない
ビジネスカードなので、個人のクレジットスコアやChaseの厳しい5/24ルールのカウントに含まれません。Chaseカードを目指す方にもおすすめです。
アメリカでクレジットカードを所有する際は、Chase銀行のカードとの兼ね合いを気にしたほうが良いです。Chase銀行には5/24ルールというものが存在し、カード申請が厳しいです。詳しくはこちらの記事をチェック!
マイルの貯め方
このカードは「持っているだけ」で価値を発揮するため、実際に日常の利用ではアメックスの他のカードを活用してマイルを効率よく貯めるのがおすすめです。
- アメックス・トライフェクタ戦略を利用すると、日常の支出でポイントを2倍~5倍速で獲得可能。
- すべてのアメックスポイントはデルタスカイマイルに交換可能。
詳しくはこちらをご覧ください:
Amexのカードを3枚使用してポイントを効率的に貯める方法
【カード構成】
- The Platinum Card®(アメックス・プラチナム)
- American Express® Gold Card(アメックス・ゴールド)
- Blue Business® Plus Credit Card(ブルービジネスプラス)
合計年会費:$1,020 –> $0(特典利用)
デルタ航空をさらに活用する方法
① アメリカを経由しないとマイルが安い
デルタ航空は、アメリカの大手航空会社のひとつですが、特典航空券(マイルを使った航空券)の必要マイル数はアメリカ発着便だと高めに設定されていることが多いです。
しかし、ヨーロッパ発着便やアメリカ以外の発着便では、必要マイル数が少なくなる傾向があります。これは、デルタ航空が加盟している スカイチーム(SkyTeam) の提携航空会社を利用できるためです。
特に以下の提携航空会社の路線を活用すると、お得にマイルを使って旅行が可能です。
• エールフランス(Air France) – ヨーロッパ発の路線で比較的安く予約可能
• KLMオランダ航空(KLM) – アムステルダム経由のフライトで利用しやすい
• ヴァージン・アトランティック(Virgin Atlantic) – イギリス発着の特典航空券が狙い目
• 大韓航空(Korean Air) – アジア発着のフライトでデルタマイルを活用可能
たとえば、ヨーロッパ圏内発着便、パリから東京、ソウルからバンコクなど、アメリカを経由しないルートでは、少ないマイルで予約できる場合が多いです。
*予約時は、デルタ航空のウェブサイトから提携航空会社のフライトを予約します。各社直接予約よりもお得なマイルで予約できることが多いので予約前に比較しましょう。
マイルを賢く使うなら、スカイチームの提携航空会社を活用して、アメリカ以外の発着便もチェック!
② アメックス・プラチナカードと併用でデルタ・ゴールドメダリオン会員に近い特典ゲット
アメックス・プラチナカードには、デルタ・スカイマイルの「ゴールドメダリオン」資格は付帯していませんが、デルタゴールドビジネスカードと併用でそれに近い特典をゲットできます。
1. デルタ スカイクラブ(Delta Sky Club)の利用
アメックス・プラチナカードを持っていると、デルタ航空の搭乗券(当日券) があればスカイクラブを無料で利用できます。
デルタの Sky Club(スカイクラブ) は、以下のいずれかの条件を満たす人が利用可能。
- スカイクラブ会員(有料会員)
• 年間会費:$695(2024年時点)
• 個人会員とエグゼクティブ会員があり、エグゼクティブ会員は同行者も無料で入れるが、料金がさらに高額になる。 - デルタ・ワン(Delta One)搭乗者
• デルタ航空のビジネスクラス「デルタ・ワン」を利用する場合、スカイクラブが無料で利用可能。 - スカイチームの上級会員(スカイチーム・エリートプラス)
• デルタ航空を含む スカイチーム加盟航空会社のビジネスクラスまたはファーストクラス に搭乗する場合は、スカイクラブが無料で利用可能。
• また、スカイチーム・エリートプラスの資格を持っている場合、国際線のスカイチーム運航便に搭乗する際はスカイクラブが利用可能。 - アメリカン・エキスプレス・プラチナカード & センチュリオンカード保持者
• アメックス・プラチナカードを持っている場合、デルタ航空の搭乗券(当日券)があれば無料でスカイクラブを利用可能(同行者は1名$50の追加料金)。*センチュリオンカード(ブラックカード)の場合は、同行者も無料で利用できる。 - ダイヤモンド・メダリオン会員(年間選択特典利用)
• デルタ航空の最上級会員資格「ダイヤモンド・メダリオン」を持っている場合、年間特典としてスカイクラブの利用権を選択可能。
通常、スカイクラブを利用するには$695の年会費を支払うか、デルタ・ワンに乗る等、結構厳しいです。しかし、アメックス・プラチナカードがあれば、デルタのエコノミークラスでもスカイクラブが無料で利用可能になります(同行者は別途料金が必要)。
ただし、アメックス・プラチナカードの特典でスカイクラブを利用できるのは、デルタ航空の搭乗者のみです。他の航空会社のフライトでは利用できません。
2. プライオリティパス(Priority Pass)の利用
アメックス・プラチナには、世界中の空港ラウンジを利用できる「Priority Pass」が付帯するため、デルタ航空を利用する際、スカイクラブが使えない空港でも、プライオリティパスのラウンジがあれば快適に過ごせます。
3. アメックス・センチュリオンラウンジ(The Centurion Lounge)
アメックス・プラチナカード保持者はアメックスセンチュリオンラウンジが利用可能です。
センチュリオンラウンジはスカイクラブと違い、デルタ航空に限定されず、どの航空会社のフライトでも利用できるのが大きなメリットです。特にJFK(ニューヨーク)、DFW(ダラス)、MIA(マイアミ) などの主要空港では、スカイクラブよりもセンチュリオンラウンジのほうが豪華なことも多いです。
ただし、ゲストは有料、結構混雑するのがデメリットですが、アメックスプラチナカードでラウンジ選択肢の幅が増えて良いですね。
4. エアラインクレジットを活用
アメックス・プラチナカードには、年間$200のエアラインクレジットが付帯。デルタ航空を対象航空会社として選択すると、座席アップグレード、受託手荷物料金、空港でのラウンジ利用料などにクレジットが適用されます。
これをうまく活用すれば、ゴールドメダリオン並みにお得な旅行が可能です。
• デルタゴールドビジネスカード → 実質年会費無料&マイル割引&受託手荷物無料
• アメックス・プラチナカード → スカイクラブ利用&プライオリティパス&エアラインクレジット
この2枚を組み合わせることで、デルタ航空を利用する際に大幅なコスト削減&快適な旅行が可能になります!
アメックス・プラチナカード
年会費:$695
American Express
海外手数料無料
- ウェルカムオファー
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80,000ポイント|6ヶ月以内に$8,000利用
- ポイントレート
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5倍|フライト予約
5倍|ホテル予約
1倍|その他の購入 - 特典
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- $200のホテルクレジット
- $200のエアライン手数料クレジット
- $200のUberクレジット
- $100のグローバルエントリー・TSA Preチェッククレジット
- $240のデジタル‧エンターテイメント‧クレジット
- $155 Walmart+クレジット
- $189 CLEAR® Credit
- $100サックス‧フィフス‧アベニューのクレジット
- $300 Equinoxクレジット
- ラウンジアクセス
- 大手3社のレンタカー‧ステータス特典
- マリオットとヒルトンのゴールドエリートステータス
- 旅行保険各種あり
申請方法と注意点
ビジネスカードの申請は結構簡単です。
- 事業目的の説明が必要ですが、副業やフリーランスでもOK。
- 審査は比較的簡単で、個人カードより取得しやすい場合もあります。
申請手順はこちら
まずは下のリンクから申請ページに行き、以下の手順で申請してみましょう。
①Eメールアドレス
②会社の名前:無ければご自身の名前でOK。
DBAもなければボックスにチェックを。
③会社の住所:無ければご自身の住所でOK。
④業種:当てはまるものがなければOtherでOK。
会社形態:当てはまるものがなければSole Proprietorshipを選択。
企業年数:あなたのビジネスの構想段階も含めてOKなのでざっくり選んでください。
雇用人数:自分だけの場合は1で。
⑤1年の総収入・毎月の経費
⑥連邦税ID:4でSole Proprietorshipを選ぶとSSNで申請となるのでスキップ。
⑦会社の役職:個人の場合はOwner。
⑧自身の名前:Name On Cardも自分の名前を入れます。
⑨住所:自宅でオフィス申請する場合は上のボックスにチェックをいれるとスキップできます。
⑩総収入:あなた自身の総収入。夫婦でタックスリターン申請している人は世帯総収入が使えます。
- 虚偽は良くないですが、個人事業主は今後の収入も未知数なのでしっかり正直に金額等を申告する必要もないです。現実的な範囲以内で高めに申告すると通りやすいです。
- 個人のクレジットスコアをベースに申請するので、申請前にご自身のスコアを確認しましょう。
まとめ
Delta SkyMiles Gold Business American Expressカードは、デルタ航空を利用する方にとって、年会費以上の価値を提供するカードです。特に初年度無料かつ旅行クレジットで実質年会費が$0になるため、リスクなく始められるのがポイント。アメックストライフェクタなどの他アメックスカードと組み合わせることで効率よくマイルを貯められてお得にマイルが運用できます。持っていて損はないカードです。