こんにちは、Tsumaです。
もはや恒例となったニューヨーク在住の夫婦一カ月の生活費について、2023年版はクレジットカードをどのように活用しているかご紹介します。ポイントがどのくらい貯まるのかリアルな数字を挙げています。ポイントをどんなことに使用しているかも参考にしてもらえると嬉しいです。
過去の一カ月の生活費についてはこちらの記事を合わせて見てください。
2023年8月の実績・利用クレカまとめ
2023年の実績は以下の通りです。現在(2023年9月)、1ドル=146円と2022年から引き続き円安状態になっています。以下に紹介する8月分は145円で計算しています。日本円の感覚だと毎月100万円近くが支出されていると思うとびっくりしますね。
8月の支出に関して、各項目ごとで利用しているクレジットカードをまとめました。取得したポイントはざっくりとですが、詳細は各項目ごとにお伝えします。
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生活費・特別費
食費
こちらは自炊するための買い物で使う分です。
クレジットカードの項目だと「Grocery」に当てはまります。
私たちが持っているクレジットカードでGroceryポイントが高いのはAmex Goldです。
これだと4倍のポイントが付くので、例えば8月分の実績($700)の8割($560)をAmex Goldで使ったとすると以下のようにポイントが貯まります。
$560×4倍=2,240ポイント:年間で約25,000ポイント(Amex)貯めることが出来る!
その他Costcoでまとめて購入することがありますが、アメリカのCostcoは現金・デビットカード・VISAのみとなっているので、1.5%キャッシュバックするChase Freedom Unlimitedを利用しています。
1.5%のキャッシュバックポイントなので、残り約$100をこのカードを使ったとすると以下のようになります。
ポイントの使い方などは、記事に詳細を載せているので、合わせて見てもらえると嬉しいです。
$100×1.5%=150ポイント:年間で約2,000ポイント(Chase)貯めることが出来る!
外食・交際費
レストランやカフェで利用する分になります。
ニューヨークは物価の上昇とともに、レストランでの料金も上がっています。ニューヨークのソウルフードといえばハンバーガーですが、1つ$20近くします。ポテトやドリンクを頼むと一食$50くらいになります。
クレジットカードのカテゴリーは「Dining」になります。
こちらもAmex Goldでポイントを貯めています。Amex Goldは全世界のレストランで4倍のポイントが付くのでアメリカ以外の旅行先でもポイントが貯まるのが嬉しいですね。
ちなみに、8月分の実績($628)の7割($420)をAmex Goldで使ったとすると以下の通りになります。
$420×4倍=1,680ポイント:年間で約20,000ポイント(Amex)貯めることが出来る!
ちなみにAmex Goldにはダイニングキャッシュとして月$10($120/年間)還元されるので、よりお得ですよね。
ちなみに、我々は外食はそこまで多くはしないのですが、毎月1日に外食を楽しんでいます。実はBilt Cardを利用すると破格なポイントをゲットすることができるからです。
各月の1日に家賃を払うことが多いため、その日をRent Day(レントデー)といいます。Biltアプリから予約をしてBilt Cardで支払うと、レントデーボーナスポイント6倍+Bilt Diningポイント5倍=11倍になるのです。
例えば、毎月のレントデーにディナーを$200使うと以下のようになります。
$200×11倍=2,200ポイント:年間で約25,000ポイント(Bilt)貯めることが出来る!
外食は高いですが、各国の料理が一同に集まるニューヨークでは、気になるレストランがどんどんオープンしています。気になっているお店にトライする時にこちらのBilt CardからBilt Diningを使うとお得な気分になれるのでおススメです。
家賃
ニューヨークの家賃は世界でもトップレベルで高いです。支出の半分を占めているのが家賃なので、これをどうにかポイントに換算することができたのが、Bilt Cardです。
こちらは$1=1ポイントにしかならないですが、それでも年間で計算するとかなりポイントが貯まります。
我が家では家賃と光熱費が合わせて請求されるため、約$3,000を毎月支払いしています。
$3,000×1倍=3,000ポイント:年間で約30,000ポイント(Bilt)貯めることが出来る!
今まで、なにもポイントが付かなかったことを考えると、このポイントの差は大きいので、まだ作ったことが無い人はぜひ試して欲しいです。
通信費
我が家の通信費には、携帯料金とネット料金が含まれています。利用の詳細は以下ページから詳細を見ることができます。
このカテゴリーでポイントアップするクレジットカードが少ないので、ここは何でも2倍になるAmex Blue Bisinessを使っています。
個人でも作ることが出来て、年会費無料のなんでも2倍カードは便利ですよね。店舗で買い物をするときに項目が分からない場合によく利用します。
$200×2倍=400ポイント:年間で約4,800ポイント(Amex)貯めることが出来る!
交通費
私たちは現在Brooklynに住んでいるので、マンハッタンへ向かう時の移動手段は地下鉄を使っています。ただ荷物が多い時や夜間の移動は危ないことも多いので、Uberなどの配車サービスもよく利用します。ニューヨーク内の移動手段については以下記事を見てください。
以上の使い方ではクレジットカードのカテゴリーだと「Transit」になります。
このカテゴリーでは3倍になるAmex Greenを利用しています。
8月の移動分をAmex Greenで支払うと以下の通りポイントが貯まります。
$300×3倍=900ポイント:年間で約10,000ポイント(Amex)貯めることが出来る!
ニューヨークで配車サービスを利用する時には、各アプリを確認しながら、安さや早さを確認しながら使い分けています。
ちなみにAmex GoldにはUber Cashとして月$10($120/年間)還元されるので、Uberの配車サービスを使う時はGoldを使っています。他Uber Oneを無料で使えるCapital Oneが発行しているSavor Oneだと10%のキャッシュバックがあります。
Lyftを使うならBiltとコネクトするなら5倍のポイントと$5のクレジットが付きます。Chase Freedom Flexを使うと2025年3月まで5.0%キャッシュバックになります。
光熱費
我が家の光熱費は家賃と一緒に請求されるので、Bilt Card一択なのですが、以前は個人で契約していたので、その際はどのカテゴリーもポイントが2倍になるAmex Blue Businessを利用していました。
今年の夏場はエアコンをほぼ毎日使用していて、約$100でした。他の人の話を聞くと$300近くになる場合もあるそうなので、できるだけ節電を心がけています。
日用品・雑貨
大量に日用品を購入する時はCostcoを利用するので、その際は食費同様にアメリカのCostcoは現金・デビットカード・VISAのみとなっているので、1.5%キャッシュバックするChase Freedom Unlimitedを利用しています。
ランドリー料金は以前はコインの利用しかできなかったのですが、Chase Freedom Unlimitedを利用しています。
現在住んでいるところではカードでチャージして支払うことができるようになったので、こちらも1.5%キャッシュバックするその他はどのカテゴリーでも2倍になるAmex Blue Businessを利用しています。
8月分半分をChase、半分をAmexで支払ったとすると以下の通りになります。
$300×1.5倍=450ポイント:年間で約5,400ポイント(Chase)貯めることが出来る!
$300×2倍=600ポイント:年間で約7,200ポイント(Amex)貯めることが出来る!
季節によってはChase Freedom Flexで購入すると5倍になるカテゴリーがあるのでそちらを利用することもあります。
その他、ネットショッピングをするときは、Rakutenを通して購入するとキャッシュバックされるので、こちらも合わせて使うとお得に購入することができますよ!
保険
我が家で利用している保険は、クレジットカードでの支払いが可能ではなく、銀行口座から直接引き落としになります。まだ銀行開設をしていない方はChaseで開けると$200をもらえるので試してみて欲しいです。以下記事のリファーから進んでみてくださいね。
また、火災などがあった時に必要な家財保険(レンターズ保険)についても年に一回ほど見直してもいいかもしれません。月に換算すると約$10で万が一の場合に備えておくと安心です。
娯楽費
夏になるとニューヨークではLIVEなどが目白押しになります。インドアな私たちもLIVEに出掛けることが度々あります。そんな夏の季節で使えるのが、Chase Freedom Flexです。
このカードは季節によって、5倍になるカテゴリーが変わります。夏は「Entertainment」のカテゴリーで5倍だったので、使っています。
8月で利用したのは約$400だったので、ポイントは以下の通りになります。
$400×5倍=2,000ポイント:Chaseポイントを貯めることが出来る!
その他の「Entertainment」では3.0%のSavor One(Capital Oneが発行しているカード)、旅行の飛行機料金はAmex Platinumで5倍、と娯楽に合わせてカードを使い分けています。
クレジットカードのポイントを1年間貯めるとできること
最初に述べたように、一カ月の利用で以下の通りポイントが貯まります。ウェルカムボーナスや家具など特別大きな買い物のポイントは含まず、今回は普段の生活で取得できるポイントだけで考えてみます。
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AmexポイントはANAマイルへ
ひと月に5,820pt、単純計算で12カ月で計算すると、約70,000ptになります。
AmexポイントをANAへ変換するときは1:1になるので、70,000マイルだとオフシーズンのエコノミーでニューヨークと東京間の往復ならカバーすることができます。
倍速でポイントを貯めるには3枚カードを利用すると効率的です。詳細は以下の記事を確認してください。
私たちは最初のウェルカムボーナスを使って飛行機を取りましたが、普段の生活をしていてもかなり貯まります。一時帰国の時は、ポイントでマイルを使い、さらに日本でも為替手数料なしでポイントもさらに貯めるということが可能になります。
ANAだけではなく、多くの航空会社と提携しているので、アメリカ国内の旅行にも使えて便利です。
Chaseポイントはマイル&レンタカーへ
ひと月2,600ポイントなので、ざっくり計算で年間30,000ポイントになります。Chaseの年会費無料のChase Freedomのカードだけだと、ただのキャッシュバックだけになってしまいます。ほかにポイントとして利用するためには、親カードと呼ばれるChase Sapphire Preferred® CardやInk Business Preferred®、Chase Sapphire Reserve®といった有料年会費のカードを一緒に使う必要がありますが、こちらを併用することで25%~50%ポイントアップします。
Amexと同様に多くの航空会社と提携しているので、マイルに変換できるのは嬉しいですね。ANAマイルには変換できませんが、提携航空会社のユナイテッド航空のマイルに変換できるのでそちらから予約することが可能です。
前回一時帰国した際、レンタカーでの移動をしましたが、レンタカーの保険が充実しています。こちらを利用することで別で保険に入らなくてもいいのは便利でした。
ただ、Chaseのクレジットカードの審査は厳しいことでも有名です。もし、却下されたとしても諦めないで電話でトライしてみましょう!OTTOの奮闘記をこちらから参考にしてください。
Biltポイントは住宅購入の頭金へ
Biltのポイント還元については、提携している航空会社やホテルなどで使うことができますが、他のクレジットカードポイントにはない、住宅購入の頭金に使えることが大きいです。
ひと月に5,200ポイントなので、1年間で62,400ポイントになります。
住宅購入の頭金として使うと1pt=1.5¢なので、1年間で$936使えます。なんのポイントも入らずに支払っているだけよりはすごくお得な内容です。
家賃が高いニューヨークを逆手にとってポイントをがっつり貯めちゃいましょう。
クレジットカードの使い分けで使っているアプリ
私たちは大量のクレジットカードをApple Payとして使うためにWalletに入れています。認証が取れれば夫婦それぞれのカードをApple Payで使うことができるので、カード自体を持っていなくてもApple Payで支払うことが出来ています。※Wallet内は大量のクレカが表示されています
とは言え、何か買い物するときにどのカード使えばいいんだろう。。。と迷うことが多々あります。
そんな時はMaxRewardsというアプリで確認しています。MaxRewardsはクレジットカードを登録すると、カテゴリーごとにどのカードを使えばいいか確認することが出来ます。
その他、今まで使ったことがある店舗ではどのカードを使ったのかを見ることが出来る【Transactions】や支払い日【Due Day】やボーナスがあとどのくらいで達成するか【Bonus Trackers】といったこともまとめて表示してくれます。
以下のコードからだとプレミアム特典が1カ月無料で使うことが出来るので、ぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。
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