こんにちは、Tsumaです。
夫婦で現在(2024年1月)クレジットカードを15枚以上所有しています。ウェルカムボーナスや日常の利用でポイントを貯め、アメリカ〜日本の往復飛行機はいつもクレジットカードのポイント・マイルで賄っています。※ビジネスクラスもたまに利用します
今回は在米8年目になる私たちが経験した、おすすめの銀行とクレジットカードの開設についてまとめました。アメリカでどのクレジットカードを作ればいいのか、クレジットカードをどう利用したらいいのか、1からステップ・バイ・ステップをまとめました。アメリカで初めてクレカを申請しようとする方の参考になれば嬉しいです。
- 大量のウェルカムボーナスで航空券ホテルに交換できる
- 日々の支払いに使うだけでもポイント・マイルが溜まる
現金で支払うのはもったいない!!
クレジットカード作成する前に準備しておくこと
どのクレジットカードを使うのがいいのかな〜と考える前に準備しておく必要があります。
日本では馴染みがないクレジットヒストリーを理解
クレジットカードはその名の通り、“あなたは信用に足る人なので、後払いでもいいですよ”ということができるものです。なので、本当に信用できる人なのか、クレジットカード会社はクレジットヒストリーというものを数値で見て判断します。日本のクレジットカード事情とアメリカは違っているので、その点をしっかり踏まえておきましょう!
銀行口座開設
そもそも銀行口座を持っていないとクレジットカードを作ることができません。それこそ信用の問題ですね。基本的にはソーシャルセキュリティ番号がないと作成できないのですが、学生ビザでもパスポート、アメリカの住所が記載されている雇用証明書、写真付き学生ID 、I-20などがあれば開設することができます。
- Checking & Saving とは?
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アメリカの個人口座はChecking AccountとSaving Accountの2種類を目にすることが多いです。
- Checking Account:当座預金口座で、普段の生活で出し入れする際に主に利用します。
- Saving Account:普通預金口座で、預けた金額に対し利子が付きますが、引き出しに制限あります。
- Checking|おすすめ銀行
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おすすめはCHASE銀行です。なんといってもネットバンキングが使い易いことと、Chase発行のクレジットカードを作りやすくなります。ネット上でも銀行を開けることができますが、窓口で作った方が何かあった際、バンカーが対処してくれます。窓口でも紹介リンクを見せると開設ボーナスももらえるので、ぜひ利用してみてください。
- Saving|おすすめ銀行
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おすすめはCapital Oneのハイイールドの預金口座です。ハイイールドの預金口座とは、4.35%(2024年1月現在)の利回りなので、預けておくだけで預金が増えます。
詳しくはこちらの記事を見てください。
アメリカの普通預金銀行口座でお金が増える|Capital One 360 Performance Savings (キャピタル・ワン・セ… こんにちは、Tsumaです。私たちは、Citi BankやChase Bankの銀行開設を経験していますが、アメリカの銀行口座の特徴の一つにSavings Accountという貯蓄用の口座があります…
いよいよ、クレジットカード選択
クレジットカードの種類によって、リワードのつき方がカテゴリーによって異なります。ポイントを効果的に貯めて、どう使うかは個人の消費生活スタイルによって変わります。
ざっくりでいいので、どのカテゴリーで消費していることが多いのかを把握することが大切です。外食に毎月$⚪︎⚪︎、交通費に毎月$⚪︎⚪︎など把握しておくだけで、どのクレジットカードを選べばいいのか、判断基準になります。
CHASEカードには5/24ルールというものがあります。これは24ヶ月間で5枚以上作ることができないようになっています。5枚の中にはChaseカード以外で作ったものも含まれるので、先にChaseを揃えることがおすすめです。
ビギナーさんへおすすめ|クレジットカード作成の順番
私たちがこれまで経験した中で、この順番でクレジットカードを作るとベストなのではないかと思うカードをあげていきます。一気に作ることはできないので、利用と返済のバランスを考えながら使ってみてください。
1枚目:年会費無料カード|No annual fee card
どの銀行でも、年会費無料カードを発行しています。銀行を開設する際に合わせてクレジットカードを作りたいけど、、と相談してみましょう。バンカーから薦められるとリファーリンクよりも良い条件のウェルカムボーナスの場合もあります。
最初は銀行が発行しているプリペイド式のカードしか持てないことがあるかもしれません。そちらを使いつつ、クレジットヒストリーを貯めて、申請してみましょう!
おすすめNo.1|CHASE銀行発行カード
年会費無料のカードでおすすめは以下2つになります。カードスペックを見ながら普段使いができるかどうか確認してみましょう!
Chase
フリーダム・アンリミテッド
年会費:無料
VISA
海外手数料:3%
- ウェルカムオファー
-
•$200キャッシュバック|3ヶ月以内で$500の利用
•年利0%*口座開設から15ヶ月
- ポイントレート
-
5%|旅行*チェイストラベルを通した予約のみ
3%|レストラン
3%|ドラッグストア
1.5%|その他全ての購入(無制限) - 特典
-
- 購入補償
- 延長保証
- 旅行保険とレンタカー保険(セカンダリー)
- 携帯電話プロテクション
Chase
フリーダム・フレックス
年会費:無料
Mastercard
海外手数料:3%
- ウェルカムオファー
-
- $200キャッシュバック|3ヶ月以内で$500の利用
- 年利0% *初年度15ヶ月
- ポイントレート
-
5%|旅行*チェイストラベルを通した予約のみ
3%|レストラン
3%|ドラッグストア
5%|3か月ごとのボーナスカテゴリー*1,500ドル上限
5%|配車サービスLyft (2025年3月まで) - 特典
-
- 購入補償
- 延長保証
- 旅行保険とレンタカー保険(セカンダリー)
- 携帯電話プロテクション
おすすめNo.2|Capital One SavorOne
キャピタルワン
セイバー
年会費:無料
Mastercard
海外取引手数料無料
- ウェルカムオファー
-
- $250キャッシュバック(25,000ポイント)|3ヶ月以内で$500の利用
- 年利0% *初年度15ヶ月
- ポイントレート
-
5%|ホテル・レンタカー*Capital One Travel経由のみ
3%|レストラン
3%|スーパーマーケット*全世界対応
3%|エンターテイメント
3%|ストリーミング・サービス
1%|その他の購入
8%|Capital One Entertainment - 特典
-
- キャッシュバックカード(キャッシュバック金額は無制限)
- 旅行損害保険
- バーチャルカード番号発行
海外で利用してもアメリカ国内と同様にポイントがつきます。日本での一時帰国、あるいは本帰国したとしてもポイントを貯めやすいですね。
おすすめNo.3|Citi Custom Cash
シティ・カスタムキャッシュ
年会費:無料
Master Card
海外手数料:3%
- ウェルカムオファー
-
$200|6ヶ月以内に$1,500利用
年利0%*口座開設から15ヶ月
- ポイントレート
-
5%|ステイトメントが確定する期間内で一番利用したカテゴリー
*毎回$500まで、一番以外のカテゴリーは1% - 特典
-
- 2025年6月25日まで、ポータルサイトからホテル、レンタカーアトラクションを購入すると追加で4%上乗せ
旅行カテゴリーでの購入にポイントが付くカードは多いですが、交通のカテゴリーでポイントが付くカードは少ないので、私たちは同じカードで地下鉄を利用して、地下鉄料金分を全て5%バックしています。
ニューヨークの地下鉄はOMNYという電子決済を利用することができるので、それぞれApple Payに同じカードを入れてタップで利用しています。
もし審査が落ちたら
最初の段階で、落ちる理由としてクレジットヒストリーが不足していることが挙げられます。
そんな時は、日本の信用で作ることができるANAカードを作りましょう。渡米する前に作っても良いかもしれません。
ただ、ANAカードは年会費がかかるのに、利用特典は1倍しかつかない残念なカードです。(Amexなら2倍以上でANAマイルに交換可能です)、他のカードが手に入った時点あるいは1年目終了時に解約することをおすすめします。
2枚目:Bilt Mastercard
2枚目は最初のカードを取得してから最低でも3ヶ月は空けましょう。すぐ次のカードを作るとスコアが下がる原因になる可能性があります。
ビルト
マスターカード®
年会費:無料
Mastercard
海外取引手数料無料
- ウェルカムオファー
-
無し
- ポイントレート
-
3倍|レストラン
2倍|旅行
1倍|家賃支払
*支払手数料無料。年間100,000ポイントまで
1倍|その他の購入 - 特典
-
- 家賃支払時の手数料無料
- 毎月1日は全てのポイント2倍
- ステータス毎の特別特典
- レンタカー保険*プライマリー
- 旅行遅延・中断・キャンセル補償
- 旅行傷害保険・手荷物遅延保険
- Lyftクレジット
- 携帯電話補償
- 盗難及び破損の補償
BILT Mastercardは利用限度額が低くても、銀行とリンクさせて引き落としで支払い可能なカードです。チェック支払いの場合もBILT側がチェックを送付してくれます。賃貸であれば、持たない理由が見つからないお得なカードです。
Chase Sapphireカードを検討している場合
Chaseのカードの利用率を上げる必要があるので、1枚目とは違うChaseカードを申請して出来るだけ使うことが必要です。ソーシャルセキュリティーを持っていればChase Business Ink Cardを申請して、Chaseとの取引を増やすことも必要です。注意しなくてはいけないのは、返済するときは必ずフルバランスで返さないとスコアが下がってしまい、逆効果になります。
Chase
インク・ビジネス・キャッシュ
年会費:$0
Visa
海外手数料:3%
- ウェルカムオファー
-
- 最大750ドル(75,000ポイント)|口座開設後3ヶ月以内に$3,000のお買い物で$350、6ヶ月以内に$6,000のお買い物で$400のボーナス・キャッシュバック。
- 年利0%*初年度12ヶ月
- ポイントレート
-
5%|事務用品・インターネット、ケーブルテレビ、電話サービス
*口座開設記念年ごと最初の合計購入額$25,000まで
2%|ガソリンスタンド・レストラン
*口座開設記念年ごと最初の合計購入額$25,000まで
1%|その他の購入 - 特典
-
- 購入補償
- 延長保証
- 旅行および緊急援助サービス
クレジットスコアを確認
2枚カードができた辺りで、自身のクレジットスコアを確認しましょう!
おすすめはCredit Karmaで確認です。
より特典がついているクレジットカードを申請する時に、クレジットスコアが影響するので常に気をつけてみておきましょう!スコアを上げるためには、使いすぎてもいけないし、使わなすぎてもいけないという、ほどほどに使って期日にしっかり返すということを続けていく必要があります。
3枚目:American Express Gold Card
3枚目におすすめなのは、日常的に使いやすいアメックスゴールドです。前のカードを作ってから3〜6ヶ月は空けましょう!
アメックス・ゴールド
年会費:$250→$325
American Express
海外手数料無料
- ウェルカムオファー
-
60,000→期間限定100,000ポイント|3ヶ月以内に$4,000利用 - ポイントレート
-
4倍|レストラン*全世界対応。米国内デリバリー・テイクアウト含む。
4倍|グロサリー*米国内スーパーマーケットのみ。$25,000/年まで。
3倍|フライト*航空会社から直接購入またはAmex Travel経由
2倍|New 旅行*ホテルやレンタカーなどAmex Travel経由で支払い済みの予約 - 特典
-
- $120 UBERクレジット(毎月$10)
- $120 ダイニングクレジット(毎月$10)
- New$84 ダンキンドーナツクレジット(毎月$7)
- New$100 Resyクレジット(1-6月:$50、7-12月:$50)
- $100 ホテルコレクション利用で現地で使えるクレジット
- ANAマイルにポイントを直接交換できる
- 手荷物保険、購入補償と延長保証
年会費がかかりますが、ほぼ回収できて、最初のウェルカムボーナスだけでANAエコノミーでニューヨーク〜東京の往復が可能になります。Amexゴールドと同様の特典を持つChaseカードと比べて申請が通りやすいこともおすすめポイントです。
ANA使わない、年会費がちょっと、、という方
Amexポイントを貯める理由の一つとして、ANAの航空券に変換できることが大きいと思います。ですが、日本行きはJAL一択!の方や年会費払うことがネックだなという方は、#1で紹介した年会費無料カードを検討してみましょう!
年会費無料のカードはキャッシュバックのカードなので、マイルや他のポイントに使いたい場合はステータスが上のカードを持つ必要があります。
4枚目:トラベルカード|Chase Sapphire Preferred Card
4枚目におすすめなのはChase Sapphire Preferred Cardです。
最初に紹介したChase銀行発行の年会費無料のカードはキャッシュバックカードなので、マイルに変換したりホテルの予約ポイントを利用したい場合、上級のカードが必要です。
Chase
サファイア・プリファード
年会費:$95
Visa
海外手数料無料
- ウェルカムオファー
-
60,000ポイント|口座開設後3ヶ月以内に$4,000利用
最大$300キャッシュバック|口座開設後1年以内にChase Travel利用して購入した金額
- ポイントレート
-
5倍|Chase Travelポータル経由の旅行
*口座開設記念年ごと最初の合計購入額$25,000まで
3倍|レストラン
3倍|特定のストリーミング・サービス
3倍|オンライン・グロサリー
*ウォルマート、ターゲット、ホールセールクラブを除く
2倍|全ての旅行
1倍|その他の購入 - 特典
-
- $50 ホテルクレジット
- Chaseトラベルポータルでポイントを旅行に交換すると25%のボーナスポイント
- 10%のアニバーサリーポイントボーナスポイント
- DoorDash DashPassメンバーシップ
- レンタカー保険*プライマリー
- 旅行遅延・キャンセル補償
- 旅行傷害保険・手荷物遅延保険
- 購入補償
- 延長保証
Capital One SavorOneを作った方
Chaseカードを揃えなくてもいいやという方はCapital OneのVentureXがおすすめです。
SavorOneカードもキャッシュバックカードですが、マイルに変換するためのカードとしてVentureXとのデュオが最強の組み合わせです。
キャピタルワン
ベンチャーX
年会費:$395
VISA
海外手数料無料
- ウェルカムオファー
-
75,000ポイント|3ヶ月以内に$4,000利用
- ポイントレート
-
10倍|ホテル・レンタカー予約*キャピタルワントラベルを通した予約
5倍|フライト予約*キャピタルワントラベルを通した予約
2倍|その他の購入 - 特典
-
- $300のトラベルクレジット
- 10,000ボーナスポイント($100の価値)
- $100のグローバルエントリー・TSA Preチェッククレジット
- ラウンジアクセス
- レンタカー‧ステータス特典
- 旅行保険各種(Visa Infinite特典)あり
5枚目:高級トラベルカード|American Express Platinum
日本で作ると16万円ほどかかるアメプラですが、アメリカで作るとほぼ同じ特典なのに年会費はそこまでかかりません。圧倒的ウェルカムボーナスがもらえるので、ビジネスクラスも余裕で利用できます。さらに他と比較して高い年会費もベネフィットで相殺できます。
アメックス・プラチナカード
年会費:$695
American Express
海外手数料無料
- ウェルカムオファー
-
80,000ポイント150,000ポイント|6ヶ月以内に$8,000利用 - ポイントレート
-
5倍|フライト予約
5倍|ホテル予約
1倍|その他の購入 - 特典
-
- $200のホテルクレジット
- $200のエアライン手数料クレジット
- $200のUberクレジット
- $100のグローバルエントリー・TSA Preチェッククレジット
- $240のデジタル‧エンターテイメント‧クレジット
- $155 Walmart+クレジット
- $189 CLEAR® Credit
- $100サックス‧フィフス‧アベニューのクレジット
- $300 Equinoxクレジット
- ラウンジアクセス
- 大手3社のレンタカー‧ステータス特典
- マリオットとヒルトンのゴールドエリートステータス
- 旅行保険各種あり
長期のアメリカ生活ならクレジットカードは必須
日本の購買のほとんどは現金で行なっていました。渡米する前の生活では、ネットショッピング以外でクレジットカードが使えませんでした。なので、ポイントは全然貯まらないため、使いどころも難しいことがあります。
アメリカは小さい金額でもクレジットカードが使えるので、ポイントが貯めやすいです。旅行はしなくても日本へ一時帰国する方は多いかと思います。ポイントを帰国する際に利用できれば、長時間のフライトも苦にならない気がします。
アメリカに長期で滞在するのであればクレジットカードを使い、信用を積み重ねることで、アメリカでしか作れないカードを申請する準備をしていきましょう!
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